色男の金言 
日本の金言 / 

オバマ大統領はチョコレートが好物といいますが、日本には「色男なら好きでなくてもチョコをもらう日」があります。しかし、金持ちと「チョコ持ち」には大きな隔たりがあるようです。

色男の一般的な金言
 色男 金と力は無かりけり (ことわざ)
日本でもっとも有名だと思われる色男についてのことわざ。女性にもてる美男子は金も腕力もないものだ、とされる。色男をからかうとき、自称色男が金と腕力がないことを自嘲するときなどに使う。


色男を定義する金言
 金を遣(つかっ)て行(いき)とどきのいいのが色男。 (為永春水『春色辰巳園』)
江戸の花柳界に詳しい通人による色男の定義である。花柳界に限らず、金払いがよく、心配りが行き届いている男性は女性に好まれる。
現代のオフィスでも、そういう男性は女性に人気があり、バレンタイン・デイともなるとチョコが集まる。また他の男性社員とチョコの数は同じなのに中身が違うこともある。


色男になるための金言
  段々と遣った金の形に成り 
(『誹風柳多留』)
江戸の遊里は流行の発信地でもあったので、そういうところに出入りするうちに野暮ったい若者もだんだんオシャレになる。また遊び方も上手になる。しかし、そうなるまでには相当の学習費用がかかった。
現代でも多くの若者がオシャレや遊びなどの学習に励んでいるが、最近は中年になってからいわゆる「婚活」のために学習する人もあるという。


色男を好む女性のための金言
  色男よりかせぎ男、それが大丈夫でよいによ。(式亭三馬『浮世風呂』)
女湯で20代半ばの商家のお嫁さんが未婚の下女と会話している部分から。お嫁さんが「色男より稼ぎ男」と当時のことわざを持ち出してきたのは、自分の姉が美男子と結婚し浮気で苦労しているためである。
「必ず好(いい)男を持(もち)なさんな」が、彼女から未婚女性へのメッセージである。

日時: 2009年01月23日 16:53
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