「新選 ほめる日本語、けなす日本語」は、事物をほめる・けなす場面で用いられることばを取り上げ、その意味の変遷や効果的な表現を、古今の文学作品の用例を通して紹介するコラムです。感情を露骨に、あるいは婉曲を表すことばから、相手の心を動かすコミュニケーションの技法を探ります。
第18回崩壊4月2日更新
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福田(康夫)内閣は「崩壊寸前」と呼ばれるようになりました。崩壊するだろうと決め付けるのは一種の悪口といえるでしょう。今回はこの「崩壊」の用例を4つ紹介します。
第17回未熟
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毎日新聞が今月のはじめに行った世論調査によると、成人年齢を20歳から18歳に下げることに6割が反対で、そのうちの69%が「精神的に未熟だから」を反対理由としたそうです。この「未熟」とは一体どのような人にふさわしい語なのか、3つの用例から学びます。
第16回腐る
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女性歌手が「35歳を過ぎると羊水が腐ってくる」と発言してヒンシュクを買いましたが、「腐る」はもともと罵倒によく使われる言葉なので、もし誰かと喧嘩をしたいときは次の用例も参考にするとよいでしょう。
第15回便利
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「保存に便利」「電子レンジだけで調理できて便利」などの理由で人気があった冷凍食品ですが、毒入り餃子事件をきっかけに売れ行きを落としているそうです。そもそも「便利」の語は食品にはいかがなものか、なのであります。
第14回思いやり・思いやる
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NHK放送文化研究所が昨年行った「日本人が好きなもの」についての調査で、好きなことば(62項目から複数回答)のトップ・スリーは、「ありがとう」「思いやり」「健康」だったことが今年の正月早々にNHKニュースで報じられました。1983年の調査でもトップ・スリーは同じ語だったといいます。今回は現代日本人が大好きで、人をほめるときにもよく用いられる「思いやり」について紹介します。
