■第5回

問題736
「〇〇隠そうより跡隠せ」「〇〇食えば骨食う」「〇〇にする」の〇〇には、共通の二字が入ります。さてそれは?またそれぞれの意味は?

問題737
「丹前〈たんぜん〉」は、現在では綿を入れた広袖風の着物をいいますが、なぜこのように言うのでしょうか。

問題738
「旦那日和〈だんなびより〉」って、どんなお天気?

問題739
「堪能〈たんのう〉」のもとになった言葉はなんでしょう。

問題740
「壇ノ浦主義」って、いったいどんな主義?

---------------------------------- 前回の解答です ----------------------------------
問題731
「た文字」は「た」で始まる語を直接に言うことを避けるため、後半を略し、「文字」をそえたものですが、女房詞では、とくにある二つのものをさしました。さてそれは?
解答−「蛸〈たこ〉」と「煙草」です。

問題732
「盥落〈たらいおとし〉」「盥口〈たらいぐち〉」「盥越〈たらいごし〉」「盥結〈たらいむすび〉」のそれぞれの意味は?
解答−盥落は、地面に米粒などを撒き、紐の付いた細い棒に盥をもたせかけ、雀などがそこに入ると紐を引いて捕らえる仕掛け(盥伏とも)、盥口は盥のように大きな口、盥越は盥に乗って川を越すことで、きわめて危険なことの喩え、盥結は江戸末期の女性の髪型のことです。

問題733
「〇〇歌」「〇〇女」「〇返」「〇〇被」「〇〇船」の〇〇には、ある共通の二字が入ります。さてそれは?そしてそれぞれの意味は?
解答−「達磨〈だるま〉」です。達磨歌は禅宗の教えが難解なところから、藤原定家などのわかりにくい歌をそしって、このように呼びました。達磨女はすぐに転ぶところから、売春婦のこと。達磨芸者も同様の意味。達磨返〈だるまがえし〉は女性の髪の結い方のひとつ。達磨被〈だるまかずき〉は達磨が赤い布を被っているように、頭からすっぽり布を被ること。達磨船は荷役に使われる幅の広い大型のはしけ船です。

問題734
「垂買〈たれかい〉」という商売がありました。いったいどんな商売なのでしょう。
解答−神社や寺などで、ろうそくが燃えて垂れ落ちたものを買い取り、それを問屋に売る商売です。

問題735
胸のすくような鋭く歯切れのいい口調で話すことを「啖呵〈たんか〉を切る」といいますが、なぜそのように言うのでしょう。
解答−啖呵は「痰火」とも書き、咳を伴って激しく出る痰、または痰の出る病気のことで、「啖呵を切る」とは、もともとは痰が出なくなり、その病気が治ることをいいます。その結果、胸がすっきりするところから、このような意味になったわけです。

日時: 2007年06月07日 16:36
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