立ち読みコーナー  
  【目次】  

はじめに

1 男のセリフ

人目の関のやるせなや 【勧進帳】
せまじきものは、宮仕え 【寺子屋】
順逆、二門無し 【絵本太功記】
こなたは むさとしたことを おおせらるる 【老武者】
しがねえ姿の横綱の土俵入りでござんす 【一本刀土俵入】
短気は身を滅ぼす腹切り刀だ 【ぢいさんばあさん】
箍がありゃこそ桶でござります 【御浜御殿】

2 きっぱりしたセリフ

わが日本の恥ぞかし 【国性爺合戦】
仇に思うな、コレ知盛 【渡海屋・大物浦】
みずからが手を取って 緩怠至極 【桜姫東文章】
外という字の 色気がござんすか 【夏祭浪花鑑】
おのれ、おめおめ添わそうか 【妹背山婦女庭訓】
まっ白な ままやヨウ 【はなのお六】
おじさまは不潔よ 【晩春】

3 さまざまな恋

魂抜けて とぼとぼ うかうか 【河庄】
おもしろうて、哀れで、だてで、殊勝で、かわいい恋 【俊寛】
道頓堀へ寄りゃんなや 【曾根崎心中】
知らなんだワイナァ 【朝顔日記】
あなたには忠実なすみれをあげたかった 【ハムレット】

4 罪なセリフ

果ては命を衒らるる 【椎の木・すし屋】
これがわたしの顔かいなァ 【四谷怪談】
鮒だ、鮒だ、鮒侍だ 【仮名手本忠臣蔵】
在家の料理は好もしからず 【河内山】
ろくろのような首をして 【髪結新三】
別家に居候でございます 【帯久】

5 聞こえてくる声

わが子の声の聞こえ候 【隅田川】
おゆかしいたよりを聞いた 【夜叉ケ池】
残らず聞いておりました 【野崎村】
大小柱暦 綴暦 【大つごもり】
心の痛みもようやく癒えた 【修禅寺物語】

6 親の心 子の心

せがれが首切る刀とは五十年来知らざりし 【吉野川】
明日の夜 誰か添乳せん 【寺子屋】
ととさまぃのう 【佐倉義民伝】
坂は照る照る 鈴鹿は曇る 【重の井子別れ】
降らねば よいがなあ 【沼津】

7 名優 このひとこと

おいやい、おいやい 【摂州合邦辻】
よかった。来てよかった。 【司法権】
蔦には枯れろとおっしゃいましな 【婦系図】
あんたちっとも幸せじゃないんだね 【放浪記】
知っていなさったんかのし 【華岡青洲の妻】
春子、ただいま無事に舞い納めました 【京舞】

あとがき


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